ターフ・エキスパート・バンクが始動しました!
2015年9月24日
宮城県岩沼市で津波にあった人たちが集団で移転した玉浦西地区。内陸部の20ヘクタールの造成地で約300世帯1千人規模のまちです。この町のシンボルとして「イグネ」と呼ばれるこの地方独特の防風林を整備、更に住民の街づくりワークショップで希望が多かったのが芝生広場ということで、ポット苗方式の芝生広場を住民の手で作ろうということになりました。
既にポット苗は植栽されましたが、街開きのあと「芝刈をどうすればよいか」という課題が浮上しました。そこで、公益社団法人ゴルフ緑化促進会(略称GGG)さんを通じて相談があり、GGGさんが芝刈機を寄贈し、併せて芝刈機の取り扱い方法と芝生管理について専門家派遣の要請をいただきました。
当機構最初の専門家派遣は、日高カントリークラブの本田キーパー(芝草管理技術者1級)をお願いしました。
指導日は8月26日。芝刈機(グリーンモア)の基本的な使い方やメンテナンス、保管時の注意事項、刈込の方法など全般を指導。また刈高や小石の除去、目砂など必要な作業について説明しました。