ごあいさつ
特定非営利活動法人日本芝草研究開発機構は、わが国の芝草研究を推進し、広く人材の養成と技術の向上を図ることにより、地球の環境保全と国民の健康増進に寄与するため、平成4年1月、設立・発足いたしました。また平成14年4月には特定非営利活動法人(NPO法人)として認証を受けて、現在に至っております。
設立以来、当機構はその目的を達成するために多くの事業を行っておりますが、設立時にはいわゆるゴルフ場の農薬使用などが巷間に問題として広がっておりましたので、芝草管理技術の普及と農薬の適正使用に関する啓発活動を主眼として、平成5年から「芝草管理技術者」の資格認定制度事業を開始いたしました。
お陰様で事業開始以来20余年を経て芝草管理技術者の資格取得者は延べ10,000人を超えようとしております。この方々が全国のゴルフ場、サッカースタジアム、野球場などのスポーツ施設、緑地公園、校庭芝生などのフィールドで活躍しております。わが国の芝生管理レベルの向上にいささかなりとも寄与できたことを喜ばしく思っております。
このことにより、「芝草管理技術者」資格は平成19年7月に公益財団法人日本ゴルフ協会の公認資格となりました。
近年では環境問題を重視する昨今の社会情勢の中で、芝草がもたらす便益やゴルフ場が持つ緑地機能が里山の保持やバイオマス循環、ひいては温暖化防止に寄与していることなどが明らかにされてまいりました。
これらをアピールするとともに、更に新たな知見を探索するべく、セミナー等を開催しております。
また、2014年からは芝草管理技術者の情報交換の場の提供などにも積極的に取り組み、更にあらたな芝生文化の創造を目指して活動を進めていく所存であります。
皆様の一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
目的
天然芝のスポーツ施設・競技場を適正に維持・管理していくための専門技術者の育成、管理技術の向上と品種の改良・開発などの研究者への支援・助成の事業を行ない、もって芝草に係る国民スポーツの普及・振興を図ると共に、より多くの国民が芝生に親しみ、遊び、憩うための芝草緑地の整備拡張によって国土の環境・保全に寄与することを目的とする。
特定非営利活動に係る事業
- サッカー場、ラグビー場、ゴルフ場などスポーツ施設に於ける芝草の管理に関する情報収集と芝草の維持・管理技術の研究及び成果の公表
- 芝草育成・管理に関するセミナー及びシンポジウムの開催
- 芝草に関する調査・研究及び奨学の助成
- 芝草管理技術者の資格認定事業
決算情報
令和4年度 | |
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令和3年度 | |
令和2年度 | |
令和1年度 | |
平成30年度 |
役員
理事長 | 田村 和男 | 南秋田カントリークラブ代表取締役社長 |
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理 事 | 吉田 裕明 | 公益財団法人日本ゴルフ協会理事グリーン委員長 |
理 事 | 小笠原 勝 | 宇都宮大学名誉教授 |
理 事 | 八木 秀夫 | 東日本ゴルフ場支配人会連合会会長 |
理 事 | 藤本 賢治 | 西日本ゴルフ場支配人会連合会会長 |
理 事 | 安中 新祐 | 公益財団法人日本ゴルフ協会チーフトナメントディレクター |
監 事 | 池田 茂 | 日本ゴルフ場支配人会連合会事務局長 |
理 事 | 前田光二 | 武蔵野ゴルフクラブ支配人 |
概要
名 称 | 特定非営利活動法人 日本芝草研究開発機構 |
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設 立 | 平成4年1月 設立
平成14年4月 特定非営利活動法人認証 |
所 在 | 〒103-0004
東京都中央区東日本橋1-1-5 ヒューリック東日本橋ビル9F TEL:03-5823-4893 FAX:03-5823-4894 |